若い感性が光ります。長崎県高校総合文化祭の一環として開かれる第21回県写真展が、県美術館で始まりました。
会場を彩るのは、幸せそうに微笑む家族の姿や、遠くを見つめる猫の写真など。みずみずしい感性で切り取られた色鮮やかな力作が並びます。
県内32の高校から出品された363点の作品には、高校生ならではの視点や思いが映し出されています。
県高等学校文化連盟写真専門部 末松賢嗣委員長:
「最近はスマートフォンがかなり普及したので、本格的な一眼レフのカメラで撮るより、スマホで気軽に撮るような時代になってきている。技術よりも感性が表れている」
363点の中から、最優秀賞5点、優秀賞10点、優良賞20点が選ばれ、このうち5点は、来年7月、秋田県で開催予定の全国高校総合文化祭に出品されます。
県写真展は、県美術館の県民ギャラリーで16日(日)まで。入場は無料です。