海ごみを使ってアートをつくる「アップサイクル」を通じて、海ごみ問題の啓発と日韓の交流を促進するワークショップが対馬市で開かれました。
鬼をモチーフにしたお面。材料は、対馬の海岸に漂着した漁網や浮きなどの海ごみです。
このワークショップは、対馬の海ごみアップサイクル作家、阿比留大貴さんが、韓国のアーティストと共に作品をつくることで共に海ごみ問題に向き合おうと、クラウドファンディングで資金を募り開催しました。
韓国の漂着物アーティスト・ヤンクラさん:
「韓国では、鬼は病気を治療したり、安全な状況を願ったり、良くない状況を克服するエナジーがある。こういうメッセージを伝えながら、この環境問題に対して問題点を一緒に克服できるような、そんなパフォーマンスを今回企画しました」
阿比留大貴さん:
「日韓交流、対馬だけじゃなくて韓国でも開催できる、交互で開催できるような形で続けて継続していけたらと思っています」
参加した約30人は、完成したお面を使ったパフォーマンスを通して交流を深めました。