長崎市の小学校で、海洋ごみの問題について学ぶ特別授業がありました。
特別授業を受けたのは、長崎精道小学校の5年生16人です。「日本財団 海と日本プロジェクトCHANGE FOR THE BLUE」の一環で、一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトが実施しました。
児童たちは、長崎大学の朝倉教授から海洋ごみ問題や、海の生物に悪影響をもたらすマイクロプラスチックについて学んだほか、海の浮遊物の中から、マイクロプラスチックの取り除き方を実験を通して学びました。
児童:
「ごみとかを拾ったりしたいです。きれいな海になっていってほしい」
児童:
「みんなが(ごみを)拾っていって、海のごみをなくすような地球にしたいです」
長崎大学総合生産科学域 朝倉宏教授:
「海ごみについては、私たちが積極的に拾っていかないときれいにならないということをみんなに分かってもらいたくて、皆さんが積極的に街や海に出かけていって拾うような行動に変えていってほしいなと思って授業しました」
児童たちは、夏休みにマイクロプラスチックなどの海洋ごみ問題について考える宿題に取り組み、9月の授業で発表します。