
地域密着型のメディアや団体の取り組みを表彰する「日本地域コンテンツ大賞2025」で、長崎の歴史や文化を発信する「イーズワークス」の季刊誌「樂」が最高賞を受賞しました。
全国577媒体のエントリーの中から最高賞・内閣府地方創生大臣賞に輝いたのは、今年3月に発行された季刊誌「樂」67号です。特集は「長崎の海と漁師たち」。
平戸市生月の若き漁労長や、大村湾の熟練漁師、野母崎の親子船など、地域ごとの海に生きる人々の姿を追い、担い手不足や環境変化などの課題を抱える中で受け継がれる営みを記録しています。
選定の理由として、「優れた美しいビジュアルとともに長崎の魅力や人々の生き生きとした活躍ぶりが伝わってきて、読むと今すぐにでも長崎に行きたくなる。地方創生の実現に向けて極めて意義深い」と高く評価されました。
イーズワークス糸屋悦子社長:
「これからも長崎の文化、歴史、自然、人を紹介する雑誌をずっと続けること、目に見えるもの、見えないものも含めて発信していくことが使命だと思って続けていきたい」
このほかイーズワークスは、県内の博物館や美術館のガイドブック「ONE-ANSWERようこそ、長崎のミュージアムへ」も隈研吾特別賞部門の最優秀賞を受賞しています。