日本の棚田百選の一つ、長崎市の「大中尾棚田」でとれた新米が市長に贈呈されました。
粒がそろい、つやつやと輝きます。
神里公美子アナウンサー:
「一粒一粒ふっくらしていて、口の中に甘さがじんわり広がります」
贈られたのは、大中尾棚田で育った新米約30キロ。今年は台風がなく、例年より出来が良く、収穫量は約40トンでした。
鈴木史朗市長:
「おいしい。何も具が入ってなくてもご飯だけのおにぎりでもこのままいけますね」
大中尾棚田保全組合は棚田を維持するため、希望者が1年間、米作りを体験できる「棚田オーナー制度」を導入し、米を育てています。
大中尾棚田保全組合 尾﨑正博会長(68):
「1年間かけてやってるのでおいしいと思います。自分たちも地域が活性化するように頑張りたい」
25日には、約6000本の竹灯籠で棚田を彩る大中尾棚田火祭りが開かれる予定です。