東彼・波佐見町の棚田を約4千本の明かりが照らす「鬼木燈火まつり」が開かれました。
波佐見町の鬼木の棚田は、約400枚の田んぼが広がる「日本の棚田百選」の一つです。まつりは、田植えを終えた棚田の魅力を楽しんでもらおうと、地元農家などでつくる鬼木棚田協議会が開いていて5回目です。
田んぼの畔に並べたコップの中のロウソク約4千本に明かりが灯され、水を張った棚田の風景が浮かび上がりました。多くの見物客が訪れ、大自然の中に浮かび上がった明かりのアート、幻想的な世界を楽しんでいました。
有田から:
「すごく綺麗ですね。灯がゆらゆらしてて綺麗です。棚田も水が張ってて綺麗だなと思います」
佐世保から:
「いいですね~!何かカエルの鳴き声とかも聞こえて、ものすごく良いなと思いました」
地元から:
「幻想的で、本当に感動して写真を家族に送ろうかなと思って。遠くにいる家族に」
鬼木棚田協議会 渋江耕造会長:
「地元の活性化と棚田を見にいらっしゃる観光客の方に対して、絶景を堪能していただきたいということでやっています。毎年(棚田の米は)『おいしい、おいしい』と皆さんに言っていただいてますので、ぜひそれに応えて良い米作りをしたいと思っています」
秋の収穫期の9月には、「鬼木棚田まつり」も開かれ、かかしの展示などでにぎわいます。