伝統の大会が大きく様変わりしました。長崎市で小学校体育大会が開かれ、今年度から実施種目が一新。全ての競技が雨や暑さに左右されない室内競技に変わりました。
長崎市の全ての6年生が参加する「小大会」。70校から約3200人が臨み、練習の成果を発揮します。
選手宣誓:
「私たち選手一同は、競技が新しくなったこの記念すべき第1回の大会に出場出来ることを、うれしく思います」
今年度から、従来の玉入れを除く陸上競技、サッカー、バスケ、長なわが廃止されました。新たに「ターゲットボッチャ」、「プレルボール」、「フラッグフットボール」、「フットホッケー」が導入され、全て男女混合の競技となりました。
メイン会場の県立総合体育館では、開会式のあと「プレルボール」と「ターゲットボッチャ」が行われました。
「プレルボール」は、バレーボールとテニスを合わせたような競技です。バーを挟んで、向かい合った2チームが、ボールを床にバウンドさせて打ち合います。
外海黒崎小と鳴見台小の対戦。14分間で多く得点を取った方が勝ちです。15対13で外海黒崎小が勝利しました。
「ターゲットボッチャ」は、床に置いた点数の書かれた的をめがけてボールを投げ、合計点数を競います。
ターゲットボッチャに参加した児童:
「僕は少し運動が苦手で、誰でも出来るような競技で対戦が出来たのは良かった」
新たな種目について保護者はどう感じているのでしょうか。
保護者:
「(室内競技になって)天候に左右されずに、保護者も仕事の休みを取って応援が来やすくなっているので良かったかな」
保護者:
「運動ができる子の活躍の場が無くなったじゃないけど、できる子に対してはちょっとデメリットじゃないけど、そうのもあると思う。でも今の世の中みんな一緒に協力して仲良くしていくのが大事だから、種目が変わったことに対してはとてもいいかなと思う」
これまでと種目は大きく変わりましたが、子どもたちはみんな全力で頑張りました。