13日(月)行われた秋の高校野球長崎大会の決勝は長崎日大と長崎西が対戦しました。
まず、流れをつかんだのは、長崎西。
2アウト1塁2塁の場面で、2塁ランナー・坂田(2年)が
足で見せます。
準決勝同様、機動力で相手を揺さぶり、長崎西が先制します。
その後は、両チームの先発投手陣が力投し、1点差のまま迎えた7回。
ついに長崎日大が反撃します。
2アウト1塁で準決勝で決勝打を放った5番・平野(2年)。
フェンス直撃のタイムリー2塁打で同点に追いつくと、続くバッター、植木(2年)。
ライト前ヒットで2塁ランナーがホームイン!勝ち越しに成功します。
その後8回にも1点を追加し、3対1でゲームセット。
長崎日大が3季ぶり17回目の優勝を飾りました。
長崎日大2年・梶山風岳主将:
「自分たちの野球は、点を取られてもすぐ追いついて、追い越すっていう野球、九州大会でもそういう野球を出来たらなと思います。4強以上に入って、センバツに近づけたら」
長崎西2年・坂田啓太郎選手:
「周りからも熊のチーム、熊のチームっていわれていたんですけど、熊抜きでも戦えるんだっていうところを示せたと思います。21世紀枠、文武両道でいいんじゃないと言われているんですけど、自分たちは2つ勝って、自分たちの実力でセンバツに乗り込めるよう頑張ります」
両校は、10月25日(土)から宮崎県で開幕する九州大会に出場し、ベスト4以上で選出が有力となるセンバツ甲子園を目指します。