諏訪神社のご神体を乗せた3基の神輿をお旅所から神社に戻す「お上り」が執り行われました。
晴天に恵まれた3日間、くんちのフィナーレを勇壮に飾りました。
午後1時、諏訪・住吉・森崎の順に神輿が出発しました。今年の神輿守町は「高野平神輿守連合会」。旧県庁坂では一気に駆け上がり、神様の霊力を高める「もりこみ」で沿道を沸かせます。
担ぎ手(初参加)萬屋雄己さん(33):
「神様重たかったです。(諏訪神社御鎮座)400年という節目でもあるのでせっかく集まった仲間だと思うので、力を合わせて頑張ります」
神輿はその後、「お下り」では通らない浜町のアーケードを練り歩き、行く先々で集まった多くの市民が見届けました。
出発から2時間経った午後3時ごろ、諏訪神社に到着。神輿守が残った力を振り絞る最後にして最大の見せ場。大歓声が上がる中、73段の長坂を駆け上がる気迫の「もりこみ」を見せ、一気に駆け上がりました。
担ぎ手(初参加)青木亮介さん:
「最高です。しゃっ!いい神輿守ができました」
担ぎ手(初参加)永友達也さん:
「観客の声がすごくて私たちも一生懸命…もう言葉にもならない…最高です」
担ぎ手(3回目)蓮見貴之さん:
「みんなの気持ちが一つになって、とってもいい神輿守だったと思います」
高野平神輿守連合会 総宰領 山本泰央さん:
「最高のもりこみが出来たと思います。みんなの力の結集のおかげですね。本当に感謝しています。諏訪の神様にも感謝してですね、今後も無事に健康に生活できるようにできればと思います」
神輿守たちは無事、ご神体を本宮に安置し、「お上り」を終えました。