来年、アメリカ・ニューヨークで開かれる「NPT核拡散防止条約再検討会議」に派遣されるナガサキ・ユース代表団の14期生が発表されました。
ナガサキ・ユース代表団は、県と市、長崎大学でつくる「核兵器廃絶長崎連絡協議会」が行う人材育成プロジェクトです。長崎大学に通う1年生から3年生の6人が選ばれました。
長崎大学多文化社会学部1年・稲田健心さん(18):
「この活動は単なる学びの場というだけでなく、世界へ長崎の声を届ける重要な使命を担っていると思う」
長崎大学多文化社会学部1年・坂元あゆ子さん(18):
「戦後80年の今こそ、核兵器について様々な考えを持つ人々と、腰を据えて対話すべきでないでしょうか。対話を進める際に必要な知識を身につけると共に、それらをいかに有効に伝えるか学んでいきたい」
6人は今後、核兵器廃絶に関する勉強会や、広島での研修などに参加。来年4月にはニューヨークの国連本部で開かれるNPT再検討会議に参加し、各国の外交官や、同世代の若者たちと対話し、長崎から世界に向けて、平和を発信します。