来年のNPT核拡散防止条約再検討会議に向けた第3回準備委員会に参加したナガサキ・ユース代表団が活動報告会を開きました。
ナガサキ・ユース代表団は県と長崎市、長崎大学の3者で構成する「核兵器廃絶長崎連絡協会」が主催する人材育成プロジェクトで、核兵器の無い世界の実現に向けて活動しています。
13期生6人は全員長崎大学の学生で、4月28日から5月2日までの5日間、ニューヨークの国連本部で開催されていたNPT再検討会議第3回準備委員会を傍聴し、サイドイベントなどに参加しました。
活動報告会では、オンラインで参加した市民や学生らにニューヨークで体験した政府関係者との面会や他国の若者らとの交流を通して学んだことや感じたことを発表しました。
長崎大学経済学部2年・香月洸里さん:
「対話を重ねていけば、長い道のりではあっても目標を達成することができるのではないかと感じることもできました」
長崎大学多文化社会学部3年・今村陽さん(20):
「僕たちの言葉で僕たちが感じたことを皆様にお伝えするということに重きを置いて報告会を開催しました。僕たちが伝えたい思いは視聴者の皆様に伝わったかなと思うので、安堵しています」
長崎大学経済学部3年・川越佳梨さん(20):
「(ニューヨークで参加したのは)専門的な話になるサイドイベントだったので、核抑止に変わる代替案や、軍事産業の面から見た代替案というので各国の色んな方と話し合った中身をお伝えすることができて、すごく意味があったと思います」
ナガサキ・ユース代表団は、6月28日(土)にも長崎原爆資料館ホールで活動報告を行う予定です。