最先端のAI技術を取り入れたボイラー制御装置の製造販売を手掛ける企業が、長崎市への立地を発表しました。
県庁で行われた発表式には、東京に本社を置く「郵船出光グリーンソリューションズ」の岡村雄治専務取締役COOと県産業労働部の宮地智弘部長らが出席しました。
新たな開発拠点としてJR長崎駅ビルオフィスに「長崎R&Dセンター」を開設し、先月1日から業務を始めています。
郵船出光グリーンソリューションズ・岡村雄治専務取締役:
「長崎は元々造船技術から火力発電所関係の仕事に従事された方が非常に多い。モノづくりの難点とかそういった問題に対しても非常に解決する能力が高いと、そういったところで品質保証面でも安心して(仕事を)任せられる」
地方への開発拠点の設置は初めてで、二酸化炭素の排出量削減やボイラーの燃焼効率を向上させるシステムの製造販売などに取り組みます。
当面は5人でスタートし、今後5年間で約25人を採用する予定です。