県内の産業の振興を図ろうと、県が誘致した企業や大学が参加する「長崎県産業振興協議会」が長崎市で開かれました。
「長崎県産業振興協議会」は、県が誘致した45社の企業同士のネットワークの構築や県内の大学や高専との連携を目指し、県が初めて開き、約140人が参加しました。
県内に進出し、10年が経つIT企業の「トランスコスモス」と、半導体製造装置などを手がける「ウラノ」は、県と協力して拠点づくりに取り組んだことや、補助金事業による事業の拡大といった産官の連携の重要性を伝えました。
大学側は、それぞれの事業や進路状況などの特色を話し、長崎の人材をアピールしました。
長崎県産業労働部企業振興課企画監・石川拓朗さん:
「これから長崎に出てこられる企業様、出てこられたばかりの企業様も、他の企業様との連携とか、大学と行政との連携とかそういったものをどんどん活用して、規模拡大していただければなというふうに思っております」
県は、「今後も意見交換を行い、長崎県の産業の発展を目指したい」としています。