秋の大祭長崎くんちの開催まで、2週間を切りました。一番町・新橋町は、「本踊阿蘭陀万歳」を奉納します。本番に先駆け、丸山町の長崎検番で、踊りを披露しました。
長崎市丸山町の長崎検番にやって来たのは、新橋町の奉賛会のメンバーです。出演する長崎検番の芸妓衆が、地方の演奏に合わせて美しい舞を披露しました。
長崎検番 茶々丸さん:
「新橋町の皆様も自分の身内も応援して下さっているので、皆様の期待を背負って茶々丸らしい踊りを奉納出来たら」
長崎検番 桃羽さん:
「今まで姉さんたちがつくってきたもの、次につなげるものを考えて、芸妓衆の踊りを皆様にお見せできたら」
新橋町・本馬健三奉賛会長:
「場所踏みの時より1ステップ2ステップ上っておられたのを確信しました。万歳・才蔵さんに関しては表情で演技をなさっていると感じとることができたし、安心しました」
新橋町は、74年前の1951年、くんちで初めて「阿蘭陀万歳」を奉納した本家本元です。長崎くんちは12日後の10月7日午前7時、新橋町の奉納踊りで幕開けします。