秋の大祭・長崎くんちに向けた動きです。今年の踊町のひとつ新橋町が、長崎検番と結納を交わしました。
長崎市丸山町にある長崎検番を訪れたのは、今年の踊町 新橋町の奉賛会3人です。
新橋町・本馬健三会長:
「長崎検番と新橋町の両縁が相整いましたことを誠に喜ばしくうれしく思います」
結納は、踊町が町外の出演者を正式に迎える儀式で、今回新橋町は、長崎検番の出演者らを町の一員に迎えました。新橋町は74年前、昭和26年にくんちで初めて本踊「阿蘭陀万歳」を奉納した「本家本元」で、今年、10年ぶりに奉納します。万歳と才蔵、2人が繰り出すコミカルでユニークな異国情緒あふれるコメディーです。
長崎検番・茶々丸さん(万歳役):
「今まで以上にもっと稽古を頑張ってしないとという気持ちでやっております」
長崎検番・桃羽さん(才蔵役):
「奉納させていただく皆さんの代表なので、新橋町の皆さんの思いを背負って、神様にお届けするという気持ち1つで、やっていきたい」
新橋町・本馬健三会長:
「次の世代につなぐための奉納、くんちをやるんだよ、踊町として責任を果たすのだというつもりです」
長崎くんちは6月1日に小屋入りを迎えます。