中国の建国76周年を祝う式典が、長崎市で開かれました。
式典には陳泳中国駐長崎総領事や大石知事、鈴木長崎市長ら約400人が出席しました。
中国は、福島第一原発の処理水の海洋放出を受け、2023年8月から日本産水産物の輸入を全面的に禁止としていましたが、今年6月末に福島など10都県産を除き、輸入を再開すると発表しました。
一方で、県内では未だ再開のめどは立っていません。
大石知事:
「大きな市場である中国に市場が開かれるということは、非常に大きな期待がありますから、県としてはそれが着実に迅速に進んでいくことを期待しています」
陳泳総領事は「中国と日本は互いに重要なパートナー」とし、「市場の開放によって、日本を含む各国に新たな機会を生み出し共に発展していくことができる」と述べました。