中国への理解を深めます。中国駐長崎総領事館で高校生を対象とした交流会が開かれました。
長崎市の中国駐長崎総領事館の開設40周年の節目を記念して開かれたもので、授業で中国語を学ぶ生徒がいる県立佐世保東翔高校の2年生と3年生の合わせて25人が参加しました。交流会は、中国の社会や文化、長崎と中国の交流を学習し、中国への理解を深めることを目的にしています。
今年3月に着任した陳泳総領事が生徒たちに長崎と中国との友好交流の歴史などのほか総領事館の業務などを紹介しました。
意見交換会では生徒らから「日本の料理で好きな食べ物は何ですか」などの質問があり、陳総領事は「ラーメンが大好き」だと答えました。
佐世保東翔高校・江口翔愛さん(2年):
「話を聞いて中国がどんな国なのか深く学べてよかった。スライドとかを見て領事館がどういう仕事をするのか学べてそこが印象に残りました」
中国駐長崎総領事館・陳泳総領事:
「学生たちはとても友好的で、中国に強い興味を持っており、この活動にも大変関心を持っています。だから私たち総領事館もこうした活動を積極的に開催し、より多くの学生が中国を理解できるように努めています。まずは身近なところから中国を知り、そして彼らが機会を得て中国に行き本物でリアル、多面的な中国をぜひ自分の目で確かめてほしい」
県では秋以降、総領事館開設40周年を記念した訪中団の派遣を計画しているということです。