長崎市の高齢者が、趣味や経験を生かして制作した作品の展示会が始まりました。
53回目となる長崎市シルバー作品展。高齢者の社会参加や生きがいづくりにつなげようと、市と長崎市老人クラブ連合会が共同で開いています。
長崎市内に住む60歳以上の人が手がけた手工芸品、絵画、書、写真など幅広いジャンルの作品373点が並びます。
小鳥とイチゴをデザインした「リース」は、1923年(大正12年)生まれ、102歳の木下リヱさんが約1年かけて作りました。「施設で一人で作品を作った最高齢者」として表彰を受けました。手先のリハビリで始めた手工芸。家族に褒められるのがうれしいそうです。
木下リヱさん(102):
「ありがとう、幸せいっぱい胸いっぱい」
作品展は長崎市役所2階の多目的ホールで、26日(金)まで開かれます。入場無料です。