県内の「百日せき」の年間の感染者数が初めて200人を超えました。
全国的に流行している「百日せき」は、感染すると、せきが長く続き、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあるとされています。
県の報告によりますと、19日(月)から25日(日)までの1週間で報告された患者数は17人で、前の週から12人減ったものの、年間感染者数は202人と、初めて200人を超えました。
年代別では10代が最多の10人、10歳未満が4人感染しています。
県感染症情報センターは、感染経路は飛沫感染なので、せきエチケットや手洗い、手の消毒で予防に努めるよう呼びかけています。
また、嘔吐や下痢を主症状とする感染性胃腸炎の報告数は、230人となりました。特に、佐世保地区は、定点当たりの報告数が、20.5人と6週連続で警報レベルとなっています。
県感染症情報センターは、こまめな手洗いと、体調管理に注意し、感染した場合は早めに医療機関を受診してほしいとしています。