長崎市で中国の建国75周年を祝う式典が開かれました。
式典には張大興中国駐長崎総領事や大石知事、鈴木長崎市長など関係者約400人が出席しました。張総領事は「中日関係は改善と発展の重要な段階にある。両国の交流と協力を深めていきたい」と述べました。
長崎と中国を結ぶ定期航空路線は、日本で3番目に古く、今年で45周年を迎えました。
大石知事:
「この定期航空路線がより多くの方々に使っていただくこと、まさに“友好の架け橋”としてさらに発展していくように取り組んでいきたいと思います」
一方で今月18日、中国の深セン市で日本人学校に通う男子児童(10)が中国人の男(44)に刺され、死亡する事件が起きたことに、大石知事は。
大石知事:
「我々としても受け止めながらちゃんと対応しなくてはいけないことは対応していかなければならないですけど、一方で、友好といったことも大切に交流は深めていきたいと思います」
大石知事は、福島第一原発事故の処理水の海洋放出により中国が停止している日本産水産物の輸入の再開に期待を寄せました。