壱岐市の60代の女性が還付金詐欺で現金450万円をだまし取られました。
9日正午過ぎ、壱岐市で店舗を経営する60代の女性の携帯電話に、市役所職員を名乗る男から「介護保険の還付金がある」「3月ごろに青い封筒が届きませんでしたか」「電話でも手続きできる」などと電話がかかってきました。
女性は男に自身の銀行口座の情報を教え、その後、指示されたフリーダイヤルに電話し、銀行コールセンターを名乗る男に口座の暗証番号も教えてしまいました。
犯人グループは、その情報を悪用し、口座と連携したネットバンキングを不正に登録し、自由に送金を行える状態にして、合わせて9回にわたり、現金450万円をだまし取りました。
警察は、電話で口座番号や暗証番号などは教えない。教えてしまったら、すぐに警察や金融機関に相談するなど注意を呼び掛けています。