8月25日~31日の1週間、県内51の定点医療機関から県に報告された新型コロナの患者数は、今年2番目に多い710人となりました。
1医療機関当たりの報告数は「13.92人」で、地区別でみると対馬、県北、県南の順に多くなっています。年代別では、10歳未満が最多で20%、10代が15%、70代が14%と幅広い年代で確認されています。
主な症状は、発熱、せき、全身の倦怠感などで、飛沫感染や接触感染で感染します。
また、4週連続で流行警報が続いている「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の報告数は前の週から56人増え、147人となりました。
定点当たり報告数は「4.74人」で、これは現在の調査方法になった1999年以降、最多となっています。
県環境保健研究センターは、「かぜ症状のある時期にウイルスの排出が最も多くなり、治療薬やワクチンがないため、手洗いやマスクなどで感染予防に努めてほしい」としています。