長崎西の運動会は今年から熱中症対策のため、アリーナかぶとがにで屋内での開催に。場所は変わっても、約830人の全校生徒で全力プレー。さまざまな種目に挑みました。
その一方、控え室の武道場では、入念に髪をセットしたり、目の周りを白く塗ったり。3年生が準備する種目、その名は約50年続く種目『もしも教師でなかったら』。略して「もし教」。
もしも先生たちが教師でなかったらどんな人生を歩んでいたのか?3年生が自由な発想で設定や物語を作り、先生と一緒にコスプレダンスを披露します。
3年生たちは、子泣きじじいにアニメキャラのアーニャ、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクになりきったり。
中でも、圧倒的に目を引いたのが全身白タイツ、顔も白塗りの4人組。なりきったのは、備蓄米。個性あふれる仮装で出番に向け、準備を進めます。
先生たちが教師ではなく、プリンセスになったり。アニメキャラになったり。ヒーローになったり。
そして備蓄米ブラザーズたちは、ストーリーの重要どころで登場し、クラスの先頭に立ってダンス。会場が笑いに包まれ、大きな拍手が送られました。
生徒たちは、掛け替えのない仲間たちと青春の1ページを胸に刻みました。