8月31日(日)にSUNスポーツパークかきどまり野球場で開かれた
県少年軟式野球選手権大会。
県内14地区の代表の中学校野球部やクラブチーム合わせて18チームが県の頂点を目指して戦いました。
決勝戦は、ともに初優勝を目指す「南島原BC」と「佐世保BULLSベースボールクラブ」が対戦。
試合が動いたのは3回。佐世保ブルズの先頭バッター、長嶋がレフト前ヒットで出塁すると…1アウト2塁でキャプテン・山﨑。
気持ちのこもったヘッドスライディングでセーフティーバントを決め、1アウト1塁3塁にチャンスを広げます。
続くバッターは今里。
佐世保BULLSベースボールクラブ・今里隆稀選手:
「絶対にランナーをかえそうと思ってやりました」
これが相手のミスを誘い、先制に成功します。
反撃したい南島原は、守備で見せます。
5回裏、相手のセンターへの大きな当たりを俊足の石川が見事にキャッチ!勢いをつけると、攻撃では、6回表に先頭バッター、キャプテンの本多が内野安打で出塁。
その後、この回から登板した佐世保BULLSのエース里元の制球が定まらず、2アウト満塁のチャンスを作りますが、なかなか得点につながりません。
望みをつなげたい7回表。先頭バッター、池田がフォアボールを選び出塁すると、続く橋田。
南島原BC・橋田瑞樹選手:
「3年生を勝たせたい気持ちでした」
センターへのヒットでノーアウト1塁2塁に。
球場にはこの日一番の歓声が響き渡ります。
しかし…佐世保BULLSの里元がその後のバッターをしっかりと抑え、ゲームセット。
佐世保BULLSベースボールクラブが県少年軟式野球選手権初優勝の快挙です。
佐世保BULLSベースボールクラブ
山﨑康生主将:
「本当にうれしいしかないです。しっかりみんなが自分の持ち味発揮して、自分たちらしい野球が出来たので良かった」
佐世保BULLSベースボールクラブ
里元想稀選手:
「結構、力を入れて投げました」
Q.高校生での目標は?
「甲子園に行って、ピッチャーで投げることです。沖縄尚学の末吉投手みたいに投げられるように頑張ります」
敗れた南島原BCは―
南島原BC・本多渉真主将:
「強いチームだったけど、それなりに互角の試合が出来て楽しかった」