2月に結成されたばかりの県内初の中学生女子軟式野球チームを紹介します。少ない人数でもひたむきに明るく野球に打ち込みます!
佐世保市を拠点に4月から活動を始めた県内初の中学生女子軟式野球チーム「長崎アテナ」。早朝から元気な声と笑顔があふれます。
メンバーは、県軟式野球連盟に所属している男女混合チーム「ビクトリア長崎」の学童部から選抜された新中学1年生の5人。練習は、土日祝日の午前9時から午後4時まで。佐世保のほか、平戸、松浦から通っています。
少子化などでメンバーがそろわない、専門的な指導者がいないなどスポーツチームの結成や指導が難しくなる中、野球に興味のある色んな地域の子どもたちが気軽に参加できるよう結成しました。現役の社会人選手や監督経験者が指導します。
長崎アテナ第1期生のキャプテンは、松浦市立福島中の志水夢さんです。
【福島中1年・志水夢さん】
「周りと一緒に遊んだりせずに自分がチームをまとめるのが難しい。ショート飛んで捕れたときに捕れたらかっこいいし楽しいし」
副キャプテンは佐世保市立相浦中の佐々木姫さん。キャッチャーを目指しています。
【相浦中1年・佐々木姫さん】
「いろんな人の関わりが増えたしみんなと協力し合って試合が楽しくて、キャッチャーとか内野みんなに声をかけたりしてピッチャーを支えるところ」
正確なプレーが持ち味の平戸市立中部中の辻村夏帆さん。
【平戸市立中部中1年・辻村夏帆さん】
「お兄ちゃんお姉ちゃんがやってて私も入りたいなと思って入りました。うまくなりたいので、今ここにいます」
ピッチャーを任されているのは、相浦中の池田心陽さん。
【相浦中学校1年・池田心陽さん】
「人集めとかは大変なんですけど、でも一緒にできるだけで結構楽しい。みんなと協力してアウトを取ったり、手も捉えた分みんなで点を取り返すところが協力して楽しいので、みんなも入ってみてください」
人数が少ないため、5人全員が全てのポジションを守備練習。うまくいかなかったところはコーチが個別に教えてくれます。
【江迎中学校1年・崎辺紗良さん
「ちょっと出来ないことがあってそこを中心に教えてもらってました。トスバッティングでしっかり返したりとか出来なくて…(指導が)分かりやすくて、できるようになりました。どこよりもみんなが明るくて楽しいチームだからです」
この日は、ビクトリア長崎の選手と志水キャプテンのお姉さんが練習をサポートしました。
【長崎市立小島中学校2年・田崎桜花さん】
「強くなっていってほしいです。SNSで宣伝しているので、長崎アテナのSNSを見てください」
【福島中学校3年・志水華さん】
「みんな仲良く協力して、全国で活躍してもらえればいいかな」
野球に対する情熱いっぱいの「長崎アテナ」は、楽しく真剣に練習する仲間を募集しています。