ロシアの侵攻が続くウクライナのジャーナリストが、平和への思いを語りました。
ウクライナジャーナリスト連盟セルゲイ・トミレンコ会長:
「(和訳)私たちジャーナリストは戦争の中でも自分の活動を続けなければならない。なぜなら今戦争で何が起きているのか、ウクライナの国民と全世界の国民に伝えなければならないからです」
長崎市で開かれた「平和学習会inナガサキ」。80年前の戦争と、今起きている戦争を知り、戦争のない平和な社会の実現に向け、思いを一つにしたいと「グリーンコープ生活協同組合」が主催しました。
長崎原爆被災者協議会の田中重光会長(84)は、被爆の実相や、核兵器廃絶の思いを語りました。
長崎原爆被災者協議会田中重光会長(84):
「世界が分断と対立の中にいるわけですね。武力対武力では平和はつくれないんだということですね。話し合い、外交が一番大事な時じゃないかと思ってます」
ウクライナジャーナリスト連盟のセルゲイ・トミレンコ会長ら4人のジャーナリストは、ロシアの軍事侵攻による惨状を写真を用いて説明しました。
ウクライナジャーナリスト連盟セルゲイ・トミレンコ会長:
「(和訳)ウクライナは自由を選んだ。だからロシアの侵攻が始まったのではないかと思う。ロシアは新しい土地を自分のものにしたい願望が強いかもしれないが、私たちウクライナ人はとにかく自由が欲しい」
トミレンコ会長は「人類の将来をより安全なものにしようと力を尽くす日本の人々に、栄光あれ」と話しました。