長崎原爆被災者協議会は、来年の被爆80年に向けて、被爆者80人の声をショート動画で発信するプロジェクトを発表しました。
長崎原爆被災者協議会・田中重光会長(83):
「被爆者の声をもっともっと集めて、それを次世代に継承していく」
動画は、若い世代にも見てもらえるよう、80人の被爆者の訴えをそれぞれ20秒から30秒にまとめ、YouTubeやインスタグラムなどのSNSにアップロードしていきます。世界に核兵器の廃絶を訴えるため、英語の字幕もつけます。
長崎原爆被災者協議会・田中重光会長(83):
「核兵器は被爆者だけの問題ではなく、地球市民全体が自分ごととして考えてほしい」
また平和公園内に戦争放棄をうたった憲法9条の条文を刻んだ記念碑を建立するよう市に働き掛けているということです。