大雨の影響で雨漏れが確認され休館していた長崎原爆資料館は一部を除き、午後1時から再開すると発表しました。
原爆資料館では11日、雨の影響で地下1階の「いこいの広場」付近のほか、地下2階の展示室まで流れ込んだため、客の安全や被爆資料の保護のため休館していました。
被爆資料への影響を調べた結果、地下2階に展示していた「焦げた板壁に残った木の葉の影」が天井から漏れた雨水で少し濡れていることが確認されました。市は「湿度を調整し自然乾燥させ、その後の影響があれば対応を考える」としています。
長崎原爆資料館ではこの資料を展示している「熱線による被害」コーナーの一部を除き、午後1時から再開します。
市が雨漏れの原因を調べています。