世界でただ一人の100歳を超える現役政治家、マレーシアのマハティール元首相が鈴木長崎市長と面会しました。
7月、100歳を迎えたマレーシアのマハティール元首相は、被爆80年を記念し、9日に長崎市で開かれた青少年ピースフォーラムに出席するため、長崎を訪れました。長崎訪問は2015年以来2回目です。
マハティール元首相と鈴木長崎市長はほぼ通訳なしで英語で会話し、平和の継承などについて意見を交わしました。
鈴木長崎市長:
「被爆者の記憶や経験を次の世代に手渡していくことが大切」
マハティール元首相:
「他の国も平和教育をすることが大事。他の国も若い世代に平和教育をすべき。そして戦争は違法であるとすべき」
マハティール元首相は、「戦争は本当に恐ろしいものだということをマレーシアの国民らに発信して長崎のことを広めていきたい」としています。