被爆80年の8月9日を前に鈴木長崎市長らが被爆者が暮らす施設を慰問しました。
恵の丘長崎原爆ホームを慰問した鈴木市長と岩永市議会議長を入所者約35人が出迎えました。
鈴木長崎市長:
「被爆者の皆さんの思いを我々、次の世代の人間、さらにその次の世代の人間にずっと引き継いでいかなくてはならないという思いを強くしております」
入所者を代表して、当時4歳で爆心地から約3キロの三ツ山町で被爆し、両親を亡くした山崎千鶴子さん(83)が平和への思いを伝えました。
山崎千鶴子さん:
「これから命の続く限り、原爆はいらない戦争は決して行ってはいけないということと、世界恒久平和の1日も早い実現を心に込めて祈ってまいりたいと思います」
恵の丘長崎原爆ホームで暮らす被爆者は約350人で、平均年齢は93歳前後と高齢化が進んでいます。