東京に本社を置く防犯・警備会社「ALSOK」が設立した財団が、障害者支援を行う諫早市のNPO法人に福祉車両を寄贈しました。
「公益財団法人ALSOKありがとう運動財団」はALSOKの社員や活動に賛同した人に寄付を募り、国内外の被災地の支援や福祉活動に取り組む団体などを支援しています。
18日、公募で選ばれた「特定非営利活動法人あおぞら」に8人乗りの福祉車両1台を寄贈しました。「特定非営利活動法人あおぞら」は障害者の介護や就労支援に取り組み、約100人が利用しています。寄贈された車は主に利用者の送迎や訪問、行事などに活用します。
あおぞら・小鉢秀治さん:
「とてもありがたく感謝しております。乗り降りのためのステップが出たり入ったりするのでけが防止に一番いいかなと思います」
ALSOK長崎・冨野官社長:
「社会福祉活動をされている方々、人手不足もあって大変だと思っております。それを少しでも和らげること。それから、利用している方々が少しでも平穏な暮らしを送ってもらえたらいいと思っておりますのでそこに有効に車両を活用していただきたいと思っております」
「公益財団法人ALSOKありがとう運動財団」は、引き続き福祉団体や被災地などの支援に取り組むとしています。