県の特産品「ビワ」の葉を使ったお茶が、「ジャパンメイド・ビューティーアワード」で表彰されました。生産を手掛けた長崎市の社会福祉事業者が長崎市長を訪問し、その魅力を伝えました。
就労支援などを行う社会福祉法人「出島福祉村」が、地元の農家と協力し、長崎市の茂木や三和地区で採れたビワの葉で作った「焙煎びわ葉茶」です。今年6月、地域資源を活用した地域発の美容アイテムを表彰する「第9回ジャパンメイド・ビューティーアワード」で、審査員賞を受賞しました。
ビワの葉の裏側にある繊毛を取り除く作業は、「出島福祉村」の利用者が就労支援の一環で行っています。職員や利用者が鈴木市長を訪れ、受賞の報告とお茶の魅力を伝えました。
出島福祉村・池田賢一理事長:
「20年間、障害者施設で、農業をベースにした農福連携に取り組んできた。一つの結果としてビワの葉っぱのカート缶が出来た」
さっそく試飲をした鈴木市長ー。
鈴木長崎市長:
「なんかスッキリさわやか、くせがない。フルーツを感じさせるようなマイルドな感じ」
出島福祉村・池田賢一理事長:
「環境に良いこととちょうどいい大きさだと思うのでその特性を生かして広められれば」
焼酎の割り材にしてもおいしいそうです。オンラインサイト「びわからMARKET」で販売しています。