路面電車がビアホールに。長崎市の夏の風物詩、長崎電気軌道の「納涼ビール電車」が今年も運行します。
今年で31回目となる長崎電気軌道の「納涼ビール電車」。25日(金)からの運行を前に(22日)デモ運行が行われ、関係者ら約20人が過ぎ行く長崎の街を眺めながら、極上の一杯を堪能しました。
参加者の男性:
「2杯目いただきま~す!うまい!」
電車の中では、ビールや焼酎、ウイスキーなどが飲み放題。弁当も付いて1人5000円です。
参加者の男性:
「みんなが日常の中で飲むビール最高です」
参加者の女性:
「普段味わうことができないこの空間で、外を見ながら飲むというのがビール電車でしかないので、すごくおいしいです」
崇福寺を出発し、蛍茶屋や長崎駅前を経由しながら崇福寺に戻る1時間半の旅。見慣れた景色も変わって見えます。
参加者の男性(60):
「みんな和気あいあいとして、いい雰囲気で時期的にちょうど天気もいいですしね」
去年12月に移設された「諏訪神社」電停の屋根を取り付けたというこちらの男性は…。
参加者の男性:
「(Q.自分がつくったものを見ながらのビールはいかがですか?)おいしいですよ~。(長崎くんちを)楽しみに県外から(諏訪神社に)来られるわけだから、うれしい話ですよ。もう3杯目よ」
至福のひとときを過ごせる納涼ビール電車のチケットは、前期分が8月5日の4人席を残し、あとは完売。8月18日(月)から9月6日(土)までの後期分は、8月4日(月)正午から長崎電気軌道のホームページなどで購入できます。