20日(日)に投開票された参議院選挙。改選数1の長崎選挙区では自民党の現職、古賀友一郎(57)さんが3選を果たしました。
自民党・現職 古賀友一郎さん(57)
「皆様のおかげでこうして3期目の当選ということを賜りました。心から本当に御礼を申し上げます。ありがとうございました。本当に今回の選挙戦は誠に厳しいという一声に尽きる。そういった戦いでありました。私の場合は公認問題から始まりまして、党本部、党全体の逆風の中、また主張する材料もなかなか厳しいという中にあって、選挙戦を戦うにあたり、私自身、今回の戦いどういう戦いをしようか考え抜きました。そして今回の戦いにあたりましては将来ビジョンを有権者に訴えたいと思い定めまして選挙戦を展開させていただいた。こういう次第であります。私たちのこの社会も、経済も、生活も、色んな将来不安に追われております。その将来不安が色んな閉塞感につながっている。こうした閉塞感を私たちは乗り越えていかならない。そのビジョンを提示したい。こうした私のモチベーションがございました。物価高対策、減税給付金こうした問題もございましたが、政治とカネの色んな不祥事の問題、こういった論点もございました。しかし、こうした問題以上にこれは重要であると見定めたのは、将来ビジョン、将来につながるビジョンを提示するという話でありました。その中で、水素というテーマを設定して訴えて参ったわけでありますが、正直申し上げて大変評判はあまりよくなかった。今でもそうだと思います。そんなことを言っても票にはならんよと。そうかもしれない。そんなに先のことを言っても、抽象的な話をしても票にはならない。しかし私は今言った理由でいま政治家が将来の希望を提示をしなければ、いまこそ提示をしなければと。こういった思いでエネルギーの転換の話をしたわけです。それは単なる私の趣味で言っているわけではなくて、いま我が国が直面する国家的課題、これの共有化になり得ると、こういった思いで主張をさせていただきました。将来の私たちの希望を開く未来を開くそういったことを訴えた結果、こうして多くの県民の方々にご指示を頂き、3期目の当選という結果をいただきましたことは本当に一票を投じてくださった県民、有権者の方々に厚くお礼を申し上げる次第であります。そして今回の選挙戦を通じて、本当に私自身改めて実感いたしましたのは、政治家の責任の重さという話であります。色んな方々の色んな人生を背負って、政治家というものは負託をいただいているということを改めて、実感をした選挙戦でございました。私自身、今回3期目、大変大きな転換期、正念場を迎える3期目だと考えております。しっかり務めを果たしていきたいと考えております。負託を受けた以上、しっかりとこの国を前に進めて行くんだと。こういう気概を持って引き続き取り組んでいきたい。本当にありがとうございました!頑張ります!」
一方、敗れた国民民主党の新人、深堀浩さん(59)は。
国民民主党・新人 深堀浩さん(59)
「残念ながら、結果が伴いませんでしたが、全て私の力不足だと思っています」