今年夏の参院選長崎選挙区で自民党の公認候補、現職の古賀友一郎参院議員(57)が出馬会見を開き、「長崎県を持続可能な社会にしたい」と語りました。
自民党・古賀友一郎参院議員(57):
「私たちの子ども、あるいは孫の世代、その先の世代に至るまで私たちのこの社会を持続可能にしたい」
自民党の古賀友一郎参院議員は諫早市出身の57歳。
長崎市の副市長を経て2013年の参院選で初当選し、現在2期目です。経済産業副大臣や内閣府副大臣、自民党県連の会長も務めています。自民党派閥の裏金問題で今も世間から厳しい目を向けられていると話す古賀議員。参院選では少子化対策や物価高を上回る賃上げが継続する経済の実現などを訴えたいとしています。
自民党・古賀友一郎参院議員(57):
「政治とカネの問題というのはまだまだ終結したとは言えない状態だと思います。したがって、これは私自身のことについて、この政治とカネの問題については一点の曇りもないということはきちんとアピールしていきたいと思いますし、これからの国政、日本、そして地域社会を含めて将来のありようについてお訴えを申し上げて、県民の皆様方にご理解を得ていくことが必要ではないかなと思っています」
参院選を巡り自民党県連は古賀議員と新人の山下博史県議(50)の2人を推薦しましたが、党本部は「再選を妨げるような瑕疵は特段無い」「情勢分析の結果、両者の支持強度、地域への浸透度などについて現職と新人に明確な差が認められた」などとし、古賀議員を公認候補として擁立することを決めました。
自民党・古賀友一郎参院議員(57):
「とにかく挙党態勢で、一致協力してこの日本と古里をなんとか持続可能にしていかなくてならない。このことで皆さん方のご理解を頂きたいと思います。みんな同じ船に乗っているんだとこういう認識を持つということが大変重要なポイントではないかなと思います」
参院選長崎選挙区には、国民民主党から県連幹事長の深堀浩県議(59)。共産党県委員会から常任委員の筒井涼介さん(31)。参政党から県連会長の黒石隆太さん(33)が出馬を表明しています。