制御システムやソフトウェア開発などを手掛ける長崎市の亀山電機が、会長の母校の佐世保高専に100万円を寄付しました。
寄付は、亀山電機の北口功幸会長(59)の母校、佐世保高専の研究や教育活動に活用してもらおうと、創業20周年を迎えた2015年から毎年100万円を贈っているもので、今年で11回目です。
北口会長は1986年に佐世保高専機械工学科を卒業し、1996年に亀山電機を創業。会社は今年、創業30周年を迎えました。
亀山電機代表取締役・北口功幸会長(59):
「高専の学生は働くところが日本国内ではなくグローバルになっていると思いますから現場の第一線で活躍できるような学生が輩出されればと思います」
佐世保工業高等専門学校・下田貞幸校長(60):
「学生も学外での活動が必要になってきています。寄付金があることで学生の負担を少なくできる学生がより活動できる環境の整備に役立っている」
これまでの寄付金は、学生の学外活動や海外留学への旅費などに使われていて、今回の寄付金は、情報分野の教育強化のための環境整備費などに充てられる予定です。