佐世保市の船舶修理会社が難病の子どもたちの宿泊施設に寄付金を贈りました。
長崎市坂本1丁目の「十八親和ペンギンハウス」。難病などで長期の入院が必要な子どもやその家族が1日1人1000円で泊まることが出来る宿泊施設です。
経済的負担や通院の負担を減らすため、2023年、十八親和銀行が長崎大学病院に近い旧大学病院前支店を改装しました。NPO法人「長崎ファミリーハウス」が企業や個人からの寄付金で運営していて、これまで延べ約1750人が利用しています。
佐世保市の船舶修理業「ホーセイ」は、ペンギンハウスを施設の開設以来、支援していて、このほど、50周年事業の一環として寄付金100万円を贈りました。
ホーセイ・池田真秀社長:
「私の姉が小児がんで亡くなりまして、ペンギンハウスみたいな施設が当時あればもっと家族の時間が過ごせたんじゃないかなと思って。子どもにとっても家族にとっても素晴らしい場所になっていくんじゃないかなと思ってます」
長崎ファミリーハウス・夛田ひとみ副理事長:
「利用者が安心して安全な所で家族で過ごせるような場所を作っていきたいと思います」
寄付金は、空気清浄機や防災グッズの購入に充てるということです。