東彼・波佐見町の棚田を三千本の明かりが照らします。「鬼木燈火まつり」が開かれました。
まつりは、地元住民でつくる鬼木棚田協議会が開き、4回目です。午後6時、田んぼの畔に並べられたロウソクやバイオ燃料を入れた空き缶の灯籠約三千本に明かりが灯されました。辺りが暗くなり、水を張った棚田の風景が浮かび上がり、幻想的な世界が広がりました。多くの見物客らが訪れ、明かりが作り出す幻想的な棚田の風景を楽しんでいました。
福岡から:
「初めて来たんですけどすごく綺麗でした!幻想的な夕方から夜になるところがすごく良かったです」
佐賀・有田町から:
「すごく感動しました。棚田と水が張ってあって、それと浮かんでる炎というか、すごく素敵だなあと思いました」
鬼木棚田協議会・渋江耕造会長:
「昼間棚田の絶景を見に来られる方は多いですけどね、ぜひ夜の棚田を見てほしいということで地元の活性化といいますか、農業を衰退させない。そして農地を減らさせない、後継者を育成するそういったことをテーマに活気をつけていきたいというのが本当の目的です」
9月には「鬼木棚田まつり」も開から、ユニークなかかしの展示などでにぎわいます。