6月1日(日)に行われたソフトボール男子決勝は、秋・春の九州大会決勝と同じカード、去年王者の大村工業に島原工業が挑みました。
大村工業の先発は、制球力が持ち味のエース北川。
1回表、島原工業の攻撃。
2アウトの場面で指名打者・黒田がセンターへの三塁打を放ちます。
得点圏にランナーを背負った北川ですが、その後のバッターを三振に抑え、無失点で切り抜けると…そのウラ、大村工業の攻撃。
2アウトランナー2塁のチャンスにエースで4番の北川。
右中間への痛烈なタイムリースリーベース!
先制点を挙げると…2回裏には押し出しで、さらに1点を追加。
その後も島原工業打線を封じ込め、大村工業・北川はここまで10奪三振。6回までスコアボードにゼロを刻み続けます。
7回表、反撃を仕掛けたい島原工業は、先頭バッター草野が初球から右中間を抜ける三塁打を放ち、チャンスをつくります。
その後、2アウトまで追い込んだピッチャー北川ですが…
高めのライズボールが外れ、ワイルドピッチが記録されます。
その間にランナーがかえり、1点差に。
それでも北川は、冷静沈着でした。
最後のバッターを空振り三振。
大村工業が2年連続14回目の優勝を果たしました。
大村工業3年・北川氷悟投手:
「抑えてやろうという気持ちだったんですけど、最後は少し力が入ってしまって。高めのボールが行きました。目標は日本一なので、しっかりそれに向かって頑張っていきたいと思います」
大村工業ソフトボール部:
「インターハイ、優勝するぞ!」
優勝した大村工業は、8月2日(土)から5日(火)に岡山県で開かれるインターハイに出場します。