女子100mは、準決勝から大会新記録(12秒07)をマークした好調の長崎日大2年の吉永優衣選手が優勝候補。そこに待ったをかけるのが、去年2年生でこの大会を制したチャンピオン、純心女子3年の三浦歌選手。
吉永が力強い走りで三浦に競り勝ち、1着でフィニッシュ。タイムは大会記録更新の11秒84。県高校記録に0秒09まで迫る素晴らしいタイムです。2位の三浦選手も大会新記録のハイレベルなレースでした。
長崎日大2年吉永優衣選手:「うれしい。今回、いろんな人から応援してもらいながら、一 本一本ちゃんとタイム上げながら、けがもなく走り切れたのは良かった。(この記録は)ちょっとプレッシャーなところもあるんですけど、自信になりました」
続いて、男子。去年のチャンピオン、佐世保西の井手がじわじわと差を広げる。井手が連覇達成で、佐世保西勢として男子100mの3連覇を果たしました。
佐世保西3年井手秀悟選手:「2個上の中川穂泉先輩(現・東洋大)が全国レベルの選手だったので、その選手と練習できたのが強み。北九州地区予選が10日後にあるので、そこで10秒4台、できれば県高校新記録(10秒36)を目指して優勝します」
そして、好記録が生まれた、男子ハンマー投げ。注目は九州新人大会を制した、長崎日大3年の村島悠斗選手。58m99の大会新記録で、栄冠を掴み取りました。
長崎日大3年村島悠斗選手:「自分の先輩たちが見に来てくれてたので、まずは恩返しする気持ちで一投一投、集中して投げました。インターハイで3位以上に入れるように頑張ります」
また、混成の男子八種競技では、諫早農業勢がワンツースリーフィニッシュ。3位までを独占し、インターハイ出場をかけた北九州地区予選への出場を決めました。
インターハイ出場をかけた北九州地区予選は、13日(金)から佐賀で開かれます。