2026年のNPT核拡散防止条約再検討会議に向けた2回目の準備委員会に派遣されるナガサキ・ユース代表団の12期生が発表されました。
ナガサキ・ユース代表団は県と市、長崎大学でつくる「核兵器廃絶長崎連絡協議会」の人材育成プロジェクトです。12期生は長崎大学から7人、長崎外国語大学から1人が選ばれ、調漸会長が任命状とバッジを手渡しました。
ナガサキ・ユース代表団第12期生・長崎外国語大学2年被爆3世・平川彩夏さん(20):「連日ウクライナやアフガニスタンなどの紛争地域の様子がテレビで報道されていますがそれを見てかわいそうひどいといった他人事のような言葉で片づけようとする自分自身に何か出来ることがあるのではないかという疑念を抱いたことも今回の活動を決心したきっかけです」
今年8月の第1回準備委員会は、ロシアや中国の反発で議長総括を公式文書として残せないまま、閉幕しました。代表団は来年夏、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれる第2回準備委員会に派遣されます。