レスリングの世界選手権に日本代表として出場する雲仙市出身の吉武まひろ選手(23)が知事に出場を報告しました。
県庁を訪れたのは、雲仙市国見町出身で吉武まひろ選手、23歳です。
吉武まひろ選手:
「金メダルという結果で県民の皆様に恩返しが出来たらいいなと考えています」
小学生時代は、レスリングのほかに相撲や柔道にも取り組む“三刀流”の少女でした。
吉武まひろ選手(23):
「相撲や柔道で培った体幹とか体のバランスの面ではほかの選手には負けないという自負は持ってるので、幼少期から柔道と相撲とレスリングの3つの競技をしてきたことが今役に立ってるかなと思います」
相撲では小学校5年生の時、「全日本小学生女子相撲大会」で小学5年生の45キロ未満の部で日本一に輝きました。
吉武まひろ選手(当時10歳):
「どれかで世界大会で優勝したい」
島原高校に進学後は、レスリング1本に絞り、3年生の時にインターハイで優勝。日本体育大学3年生の時にU20世界ジュニア選手権大会の65キログラム級で世界一に輝きました。現在は島原特別支援学校の教員として働く傍ら、母校の島原高校で練習を重ね、4月に東京武道館で行われたジュニアクイーンズカップレスリング選手権のU23・72キログラム級で見事優勝。10月にセルビアで開催されるU23世界選手権の日本代表に内定しました。
吉武まひろ選手:
「世界チャンピオンになりたいという大きな目標を掲げているので、最後金メダルを持って帰れるようにこれから頑張っていきたいと思ってます」
大石知事は、「日々の鍛錬を十分に発揮してほしい」と激励しました。