自民党県連　参院選候補を一本化せず現職と新人２人を党本部に上申

来年夏の参議院選挙の候補者選びを進めている自民党県連は選挙対策委員会を開き、名乗りを上げる２人を順位をつけずに党本部に上申することを申し合わせました。

自民党県連の参院選候補は、現職で県連会長も務める古賀友一郎参院議員（５７）と佐世保市・北松浦郡区選出の山下博史県議（４９）の２人が意欲を示し、どちらを公認するか、総裁選が終わるまで結論を持ち越してきました。

７日（土）に開いた選対委員会では、「県連が主体性を持って一本化すべき」「１人に絞ると禍根を残す」などの意見が出ましたが、約２時間の協議の結果、２人とも上申し、党本部に判断を委ねることを決めました。

加藤竜祥選対委員長：（Ｑ．２人上申の理由）
「いかに挙党態勢を組めるか、禍根を残さないようにしなければならない。来年の７月ですから早く決める必要もあるわけですよね」

常任総務会に諮り、なるべく早く党本部に上申するとしています。

来年の参院選長崎選挙区には、国民民主党が長崎市区選出の県議会議員深堀浩氏（５９）の擁立を決めています。