全国的に流行している「百日せき」の年間の長崎県内感染者数が初めて100人を超えました。
「百日せき」はせきが長く続くのが特徴で、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあるとされています。
21日から27日までの1週間、県内では23件の報告があり、今年の累計は109件となりました。全数把握が始まった2018年以降、初の100件超えです。年代別では、10代が60人、10歳未満が32人と10代以下が、8割以上を占めていますが、20代から70代まで報告があります。
県環境保健研究センターは、「抗生剤があるので、かかった人は適切に医療機関を受診し、飛沫感染を防ぐため、せきエチケットの徹底や、手洗い、手の消毒に努めてほしい」としています。