県環境保健研究センターは県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。
今月7日(月)から13日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザの患者は77人で前の週より17人増えました。このうち47人は長崎市です。
年齢別では、10歳未満が最も多い33人、次いで10代が23人で、若い世代が多くなっています。
1医療機関当たりの患者数は、25週ぶりに流行開始の目安となる「1」を超える1.1人で、県は「流行期に入った」としています。
一方、新型コロナウイルスの患者は90人で、前の週より37人減りました。
年齢別では、10代が最も多い19人、次いで10歳未満が18人、80歳以上代が14人。
地区別では佐世保市と長崎市がほかの地区より多くなっています。
県環境保健研究センターは、「場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気などの基本的な感染対策に努めてほしい」としています。