県内のインフルエンザ患者の報告数が7週連続で増加し、流行期が続いています。
10月28日(月)から11月3日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザ患者の報告数は、前の週より6人増え、107人となりました。7週連続の増加です。
1医療機関当たりの報告数は1.53人で、流行開始の目安の「1人」を4週連続で上回り、今後、患者数の増加が懸念されます。
年齢別では、10代と10歳未満が79人で、全体の7割以上を、10代以下が占めています。
一方、新型コロナの報告患者数は、前の週から21人減って、48人となりました。
1医療機関あたりの報告数は0.69人で、3週続けて「1人未満」となっています。
県環境保健研究センターは、「インフルエンザの流行期に入っているため、手洗いや適切なマスクの使用、換気などの基本的な感染対策に努め、希望する人は、ワクチンを接種してほしい」と呼びかけています。