産学官7団体のトップが県内の課題や解決策を話し合う28回目の「長崎サミット」が開かれました。今回のテーマは前回に続き、「長崎ベイエリアにおけるカーボンニュートラルの推進」です。
前回は長崎港を中心としたベイエリアで温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルへの取り組みを積極的に推進していくことについて・長崎港の電動化、脱炭素化・再生可能エネルギー事業の推進、・造船産業の活性化など5つの項目で合意していました。
今回、それら5つの項目をスピード感をもって達成するため、鈴木長崎市長と県経営者協会の藤田真会長(56)の2人を座長に、県や市、民間企業でつくる連絡調整会議を設けることで合意しました。
鈴木長崎市長:
「大切なのは目的を共有していくこと、そのためにスタートの時も目的を共有しながら心を一つに合わせて、情報共有を密にしながら取り組んでいきたい」
鈴木長崎市長はこのほか、市が2024年度から取り組む夜景観光ランドマーク施設群=長崎の夜景を彩る光を脱炭素化する取り組みについて、「2026年度からは民間や公共施設のほか、南山手と東山手エリアの一般住宅でもLEDや空調施設の改修費に補助金を出す」と述べました。