全国学力テストに県内の児童・生徒約2万1600人が臨みました。
「全国学力・学習状況調査」通称、全国学力テストは、小・中学生への教育・指導の充実や学習状況の改善などに役立てようと文部科学省が2007年度から全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に4月に実施しています。
県内では17日、298の公立小学校と168の公立中学校の2万1672人が国語と算数・数学のテストを受けました。このほか今週、各校で3年に1回程度の理科のテストも行われています。去年の県内の結果は、小学6年生の国語の正答率が全国平均を0.7ポイント下回り、算数も1.4ポイント下回りました。中学3年生は国語が全国平均を2.1ポイント、数学は3.5ポイント下回りました。2022年に実施された理科は、小・中ともに全国平均を1.3ポイント下回りました。
17日はこのテストに加え、小学5年生と中学2年生を対象にした県独自の学力調査も行われました。学力テストの結果は7月末ごろ、県の学力調査の結果は6月末ごろに発表されます。