日銀長崎支店は6月の企業短期経済観測調査、「短観」を発表しました。
県内133の企業を対象に調査した結果、景気が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた業況判断指数(DI)はプラス16でした。3月の前回調査を1ポイント下回ったもののほぼ横ばいに。一方、2022年3月以来、2年3カ月ぶりに悪化に転じました。
また、人手について「過剰」と答えた企業の割合から「不足」と答えた企業の割合を引いた「雇用人員判断指数」はマイナス42で、先行き3カ月もマイナス44と人手不足の深刻さが更に増しています。