サッカーJ2のV・ファーレン長崎は選手の育成強化に向け、ドイツ1部リーグブンデスリーガで昨シーズン2位の強豪シュトゥットガルトと業務提携を交わしました。
シュトゥットガルトには、これまで元日本代表FWの岡崎慎司さん(38)のほか、現在、日本代表のキャプテンを務める遠藤航選手(32)らが在籍し、キャリアの礎を築いて来ました。
V・ファーレン長崎・田河毅宜社長:
「トップチームに所属している若手選手も今後、シュトゥットガルトで学びの機会を得ることができるというのが一番、今回シュトゥットガルトさんとの提携の中で非常に魅力的な話でした」
契約は2028年までの3年間。今後、V・ファーレン長崎からJ2リーグで活躍するトップチーム所属の若手選手やアカデミーの選手のほかコーチを派遣し、シュトゥットガルトの練習に参加する10日間の短期留学などを行う予定です。
V・ファーレン長崎は去年までの6年間、ブンデスリーガ所属の別のクラブ・レヴァークーゼンと選手の育成に取り組んできましたが、交流の対象はアカデミーの選手たちだけでした。
V・ファーレン長崎・田河毅宜社長:
「シュトゥットガルトさんと一緒により国内でも育成力に定評あるクラブを目指していきたい。長崎に来れば、成長できると選手からもそう思っていただけるようなクラブを目指していきたい」
シュトゥットガルト最高マーケティング・営業責任者ルーヴェンカスパー氏:
「この連携を通して、長崎からさらに世界基準の選手を輩出し、育成環境のレベルも高められるように貢献していきたい」
V・ファーレン長崎は今後、長崎での親善試合の開催も含め、協議を進めていくとしています。